2020年6月17日 (仮訳)インド、ジャンムー・カシミール州、ラダック・トランスヒマラヤ産の砂漠生ホコリタケ類—シバフダンゴタケ属およびノウタケ属 Dorjey, K., Kumar, S. & Sharma, YP., 2016. Desert puffballs from Ladakh trans-Himalaya (J&K), India – The genus Bovista and Calvatia. Indian Phytopathology. Available at: https://www.researchgate.net/publication/312062620_Desert_puffballs_from_Ladakh_trans-Himalaya_JK_India_-_The_genus_Bovista_and_Calvatia [Accessed June 17, 2020] 【R3-07418】2020/6/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ラダックからBovista-minorなど2属5種のホコリタケ類を報告した。 そのうちB.-minorおよびCalvatia-bovistaがインド新産種、他の2種がジャンムー・カシミール州新産種であった。 また、新変種B.-plumbea-var.-dens-caulisを記載した。 India, Jammu and Kashmir, Ladakh, Leh, Gangless area (新変種) Bovista plumbea var. dens-caulis ※2020年6月17日現在、本変種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。 【よく似た種との区別】 Bovista plumbea(シバフダンゴタケ) インドに分布する 子実体が球形 外皮が成熟すると容易に剥離する 担子胞子が有柄 本変種と異なり担子胞子の柄が鈍頭ではなく鋭頭 本変種と異なり担子胞子がヨウ素液中で淡い帯緑色ではなく黄色に呈色する 本変種と異なり弾糸がヨウ素液中で淡い帯緑色ではなく黄色に呈色する (インド新産種) Bovista minor Morgan 【よく似た種との区別】 Bovista pusilla インドに分布する 子実体が球形 外皮が成熟しても剥離しない 担子胞子が有柄 本種より担子胞子の柄が短い 本種より弾糸の幅が狭い (ジャンムー・カシミール州新産種) Bovista plumbea Pers. シバフダンゴタケ 【よく似た種との区別】 Bovista plumbea var. dens-caulis インドに分布する 子実体が球形 外皮が成熟すると容易に剥離する 担子胞子が有柄 本種と異なり担子胞子の柄が鋭頭ではなく鈍頭 本種と異なり担子胞子がヨウ素液中で黄色ではなく淡い帯緑色に呈色する 本種と異なり弾糸がヨウ素液中で黄色ではなく淡い帯緑色に呈色する (ジャンムー・カシミール州新産種) Bovista pusilla (Batsch) Pers. 【よく似た種との区別】 Bovista minor インドに分布する 子実体が球形 外皮が成熟しても剥離しない 担子胞子が有柄 本種より担子胞子の柄が長い 本種より弾糸の幅が広い (インド新産種) Calvatia bovista (L.) T. Macbr.